2020/05/16、松戸市の焼き肉店「焼肉あがり」が松戸市立総合医療センターに1300個の特製弁当を無償で提供することがわかりました。
この特製弁当はカルビ肉やキムチ、サラダが入っており、包み紙には「感謝」の言葉を添えられているという。
弁当は6月末まで1日50個ずつ、週4日届ける予定となっている。
合計で全職員数に相当する1300個の特製弁当が無償で提供される。
焼肉あがりの場所
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新型コロナウイルス対応の最前線に立つ医療機関を応援しようと、松戸市の焼き肉店「焼肉あがり」運営会社長の福島圭一郎さん(37)は15日、感染症指定医療機関の同市立総合医療センターで、医療従事者のための特製カルビ弁当を院長の烏谷博英医師(64)に手渡した。弁当は無償で6月末までに1日50個ずつ週4日届け、全職員数に相当する計約1300個を提供する。
福島社長によると、准看護師資格のある店長の黒田義久さん(32)と「対応に追われる医療関係者にできることはないか」と話し合い「モチベーションを少しでも上げてもらおう」と弁当の提供を決めた。「助け合いの心が広がれば」と期待する。
特製弁当はカルビ肉やキムチ、サラダを入れ、包み紙には「感謝」の言葉を添えた。店は新型コロナの影響で短縮営業やテークアウト商品の販売で対応しているが、売り上げは通常の6~7割減の状況という。
烏谷院長は「外食産業もたいへんな時期に心配りをしてもらいありがたい。スタッフは精神的、身体的ストレスの中にある。差し入れをもらうことで気分が晴れ、対応に向き合っていける」と感謝を述べた。
感謝込め弁当差し入れ 松戸の焼き肉店、市立病院に1300個