2020/08/17より、松戸市が新型コロナウイルスの抗原検査費用を1人あたり5000円を補助することがわかりました。
5000円という金額は1回1万円程度かかる抗原検査費用の半額にあたります。
対象は高齢者や高齢者施設の職員となっており、対象者の数は13万人となります。
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千葉県松戸市(本郷谷健次市長)は17日から、無症状の高齢者や高齢者施設の職員を対象に、新型コロナウイルスの抗原検査費用を1人5000円補助する事業をはじめます。無症状の高齢者らの不安の軽減を図り、「陽性者を早期に発見・対応し、感染拡大を未然に防止するため」(同市地域医療課)としています。
65歳以上の市内在住者(約12万人)と高齢者施設職員(約1万人)の希望者に1人1回補助します。市内の10医療機関で実施。無症状のため保険診療の対象とならず、自費で1万円程度かかる検査料の半額を補助し負担を軽減します。実施期間は12月末までで予算化されたのは4万件分ですが、状況により以降も継続します。
同市地域医療課は「簡易検査キットを使った抗原検査はPCR検査に比べ感度が劣るが30分程度で判定できるのがメリット。陽性が出れば判定を確定するため、保険診療でPCR検査をしてもらう」と話します。
また、3人以上感染者が出た特養ホームなど居住系の高齢者施設で、行政検査や保険の検査対象にならなかった入居者や職員へのPCR検査の費用を全額市が負担します。さらに「検査可能件数拡大」へ、自動PCR検査装置などを導入した市内の医療機関に、購入費(上限1200万円)の7割を補助します。いずれも同市議会で3日、可決した補正予算に盛られたものです。
高齢者の抗原検査補助/PCR拡大へ補正予算/千葉・松戸