2020/05/13に発生した松戸市役所内での銃刀法違反事件により、特別定額給付金の体制が大幅に強化されています。
具体的には30人から100人態勢かつ土日返上で対応にあたっているとしています。
「先行申請方式」での特別定額給付金の受け取り方はこちらで解説しています。
松戸市役所の職員の方々には本当に感謝しかないですね!
このニュースの詳細
都市部では全国で最も早く1人10万円の「特別定額給付金」の支給を開始した千葉県松戸市が、さらなる支給の迅速化に取り組んでいる。生活に困った男性が市役所窓口で「今すぐ欲しい」と包丁を取り出し、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕される事件が起きたのを受け、さらに体制を強化。市独自の「先行申請方式」で申し込んだ市民は今月下旬から、最短2日程度で受け取れるようになる。
定額給付金は4月30日に参院本会議で補正予算が可決、成立し、早い市町村では1日にオンライン申請の受け付けが始まった。松戸市はこれに先駆け、予算案可決前の4月28日から、市のウェブサイトから申請書をダウンロードして申請できる先行申請方式を整えて受け付けを始め、大型連休明けの7日に支給を開始した。人口規模の小さな青森県西目屋村や熊本県産山村を除いて、都市部では全国最速となった。
ところが、それ以降、申請が殺到。当初12人だった担当職員を30人に増やして対応したが、処理が追いつかず、支給日の見通しが立たなかったところに13日の銃刀法違反事件が発生。市は急きょ、コロナ対策で在宅勤務していた他部署の職員を大量投入。定額給付金の作業場所に出勤させて当初の8倍以上の100人体制で土日返上で対応に当たっている。
「窓口で包丁」事件で体制強化 10万円給付を最短2日で 千葉県松戸市